仕事を通して気付いたこと。

H・F専門学校卒 / 20歳

わたしはいま、工場でクルマの部品を製作しています。ピンセットを使ってシールを貼ったり、ハーネスをつけたり。一見地味で単純な作業ですが、正確性やスピードが問われる重要なポジションなのです。入社したばかりのころは、とにかく正確にやらなければ!ということばかり気にしてしまい、スピードは全く意識できていませんでした。しかし半年以上たって、気付けば正確性だけではなくスピードも早くなり、作業効率もかなり上がっている自分がいました。

元々一人で黙々と作業することは好きでしたが、この仕事は自分の良さを活かせるというか、とても特性にあっているなと感じます。人付き合いがあまり得意な方ではないので、モノが相手という点でも気持ちが少し楽になります。

とはいえ、職場の雰囲気はとてもいいんですよ。先輩たちが優しく教えてくれるので、話しやすくとてもあたたかい職場です。

また、仕事を始めて気づいたことがもう一ひとつあって。それは、家族の存在です。

わたしは反抗期、両親にたくさん迷惑をかけた経験がありました。実は今でも接し方がよくわからずに冷たい態度をとってしまう時も。最近台風や地震があったときにすぐに連絡をくれて、すごく心配してくれることが伝わってきて。怖くてもその連絡ひとつで不思議と安心できたりするんですよね。まだまだ自分は子どもだな、と反省しています。

なかなか実家に帰る機会は多くはないですが、帰ったときは家族と話す時間をたくさん取りたいと思っています。